クリスマスを飾る鉢といえばポインセチアがあります。室内で飾っていたら、葉が枯れてしまったという話を耳にします。ポインセチアは日光不足や水の与え過ぎが原因で葉が枯れます。昼間は窓際に置いて十分に日光を当てます。水やりは葉が少し萎れかけた頃に与えるとよいです(やや乾かし気味)。寒さに弱いので、気温が10℃を下回るときは暖房が直接当たらない室内で管理します。肥料は5月頃まで必要ありません。
シャコバサボテンは環境が変わると蕾(6mm以下)が落ちやすい性質があります。屋外にある場合、暖かい室内に入れず、先ずは玄関先や廊下などにおいて温度変化に慣らしてから室内に入れるようにします。蕾や花があるうちは土が乾いたら十分に水やりします。しかし、花が終わったら休眠に入るので水は控えめにします。また肥料は春(4月)まで与える必要はありません。
季節は秋ですが、気温が高い日が続いています。この時期はヨトウムシなどの害虫が多く発生します。油断すると葉だけでなく、大事な花も食べられてしまうことがあるので注意がいります。大きくなると薬剤防除が困難です。日頃からよく観察し、早めに薬剤散布するように心掛けましょう。誘引殺虫剤(デナポンなど)で防除するのも効果的です。
ケムシなど害虫が多い時期です。ツバキやサザンカにはチャドクガの幼虫(触れると激痛が走る)が発生します。早期の幼虫は一カ所にかたまっているので、葉や枝を切り取って処分するとよいです。手が届かない場所はスミチオン乳剤などの殺虫剤を散布します。チャドクガは大きくなると単独で行動し、多大な被害をだします。数日で枝が丸坊主になることもあるので注意が必要です。
茎が伸びすぎた草花(ポーチュラカやペチュニア、ベゴニアなど)は半分ぐらいに切り戻します。切り戻すことでエネルギーの消耗を少なくすることができます。また込み合った部分を空かすことで風通しも良くなり、病気にかかりにくくなります。肥料は新芽が出始めてから与えるとよいです。
秋の景色に似合う花というとコスモスがあります。種蒔きは7月中旬まで可能です。コスモスは短日植物(日照時間が短くなると開花する)なので、種を早く蒔いても遅く蒔いても秋には花が咲きます。この時期に種蒔きすると、丈を伸ばさずに花を咲かせることができます(草丈が100cm前後で開花する)。
枝が込み合ってくると風通しが悪くなり、病害虫の発生源になります。不要な枝は剪定します。この枝を使って挿し木をするとよいです。今年伸びた枝(先端3節目のもの)を挿し穂に用います。葉は上2枚を残して切り、水揚げした後(1時間)、赤玉土に挿します。1~2ヵ月程で発根しますが、その間は土を乾かさないように半日陰で管理します。
なお今年伸びた枝に来年花芽が付きます。強剪定はやめましょう。
クンシランの植え替えは5月が適期です。鉢の表面から根が出てきたら、根が詰まっています。3年に一度は植え替えが必要です。先ず鉢から株を抜いて茶色く腐った根を切ります。子株があるときは株分けもします(子株は葉が6枚以上あれば独立させる)。親株は一回り大きな鉢に植えます。用土は赤玉土(中粒)を5、日向土(小粒)を2、腐葉土を3の割合で混ぜた排水性のよい土を用います(緩効性肥料も混ぜる)。
クンシランは直射日光に当てると葉焼けをおこすので、半日陰の場所で管理します。
野菜を栽培するうえで土づくりは重要です。定植2週間前までに苦土石灰(100~150g/㎡)を散布して土壌酸度を調節します(酸性に強いスイカやイチゴ、トウガラシ等の野菜は必要ない)。次に堆肥(2~5kg/㎡)と化成肥料を適量施して畑の準備が完了です。
4月になると夏野菜の苗が店頭に並びます。4月初旬は遅霜があるので注意しましょう(ビニールで苗を覆い霜防止)。定植する野菜の種類にも気配りが必要です。同じ土地に同じ科の野菜を栽培すると連作障害が出るので、異なる科の野菜を栽培するようにします。特にトマトやナス、ピーマンなどのナス科の野菜は連作障害が出やすいので最低5年は同じ土地で栽培しない方がよいです。
鉢植えでは3年に一度は植え替えが必要です。何年も植え替えしないと根が詰まり、十分に栄養や酸素、水で吸収できなくなります。鉢から抜いて根の状態を見て下さい。鉢底に回った根(巻いて固まった根)は切り、周囲の土や側根もピンセット等を用いて、ほぐしていきます(根は多少切れても問題ない)。植え替えには赤玉土(中粒)を6、腐葉土を3、日向土(小粒)を1の割合で混ぜた排水性の良い土を用います。最後に植え替えのときに根を切り詰めたので、枝の剪定も同時に行います(地
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