樹木の分類の一つに、常緑樹と落葉樹があります。簡単に言うと、年中葉を付けているのが常緑樹、秋に葉が落ち、翌春に新芽が出るのが落葉樹です。落ち葉の掃除が大変と庭に落葉樹を植えるのを敬遠されることもあるのですが、落葉樹には一年を通して私たちの生活を彩ってくれる魅力がたくさんあります。その最大の魅力が四季を感じさせてくれることではないでしょうか。
春の新緑、花や香り、夏の木漏れ日、秋の紅葉や実など、あげるときりがないほどです。では、冬がいかがでしょうか。じつは、葉が落ちた後の枯れ木立もとても美しいもので、木立感のよい枝ぶりの木を選んでおくと冬の景色も楽しむことができます。葉の散った様や早春の芽吹きなど、日本ならではの四季の変化を存分に味わえる落葉樹を庭に植えてみてはいかがですか。
洋ランの多くは温暖な地方が原産なので、寒さを避けるため11月はじめには室内に取り込みましょう。またコチョウランなど特に寒さに弱い種類は10月中旬にします。例外はデンドロビウムで、霜が当たらないよう注意しながら最低気温が7~8℃になるまで寒さに当てます。寒さに当てることで花芽がつきます。室内での置き場所はエアコンの温風が直接当たらない、日が当たる暖かい場所に置きます。夜間はテーブルの上など高い位置に置き、できるだけ温度を保つようにします。夜間だけ発泡スチロールの箱に入れふたをすると保温効果が高くおすすめです。水やりは水苔が十分乾いてからにします。室内が乾きすぎるようなら葉を霧吹きで湿らせます。
内にひと鉢の観葉植物があるだけで、なぜかホッとしますね。近頃ではインテリアグリーンとしても人気です。そんな観葉植物ですが、皆さんは室内に飾るときどのようにしていますか?同じ植物でも飾り方を少し工夫するだけでガラリと印象を変えることができますよ。
手軽に部屋の雰囲気に合わせたい場合は、鉢カバーがおすすめです。使い方は簡単で、鉢やポットを鉢カバーに入れて飾るだけ。材質や形状、デザインやカラーバリエーションも豊富で、簡単に鉢全体の印象が変わります。
つる性の観葉植物には、上から吊るすタイプの鉢カバーがおしゃれです。上の空間に広がりを持たせることもできて、まさに一石二鳥!脇役から突然主役になったようで見ていて楽しいですね。単に深めの鉢カバーで背を高くするだけでもグッと引き立ちます。
鉢カバーで飾る場所に適したコーディネートをすると、いつもの観葉植物が少し違った表情になりますよ。
灼けつくような太陽のもとで咲くサルスベリ。数少ない真夏の花木としてよく知られています。細長い枝先に紅、桃、白などの花が房状に咲く姿は、まるで夏の夜空にはじける花火のように明るくて華やかです。成木になるにつれ、樹皮がはがれ木肌はつるつると滑らかとなり、木登り名人の猿でも滑って、とても登ることはできないだろうということから、「サルスベリ(猿滑)」というユーモラスな名がつけられました。また、華麗な花が夏の間ずっと咲き続けることから「百日紅(ひゃくじつこう)」と別名もあります。
サルスベリの美しい木肌(幹)を指先で上下にさすっていると、枝先の花や葉が風もないのに揺れはじめます。それがまるでくすぐったくて動いているような、笑いころげているような感じに見えることから、「くすぐりの木、こちょこちょの木、笑いの木」と呼ぶ地方もあります。
最後に、サルスベリは岡山市の「花木」になっていることを覚えておいてくださいね。
飴に打たれたアジサイの花も重たそうに首を垂れる梅雨、この時期にひときわ元気に輝いている植物がいます。それはコケです。
普段は目立たない地味な存在ですが、最近は人気があり、こけ玉やテラリウムで栽培する方もおられるようです。コケは日本で約2,000種ほど生息しているといわれ、土の上はもちろん、植物やコンクリートの上まで身の回りの様々な場所で生育しています。
姿や形も「スギゴケ」のようにまっすぐ立っているもの、こけ玉に使う「ハイゴケ」のようにマット状に広がっているもの、丸や三角の葉、緑や黄色の葉など様々です。是非お庭のコケを虫眼鏡でのぞいてみてください。コケにもいろいろ種類があることに気がつくと思います。
3月に入ると春の代表的な花であるチューリップが咲き始めます。花を楽しんだ後、上手に育てると来年も花が楽しめるかもしれません。チューリップの花は次々咲きますが、終わった株から花がらを摘むようにします。その方法は、花びらが散ったら子房(花びらが落ちた残りの部分)を手で折取ってください。子房を残すと種子ができて、栄養が取られ球根が大きくなりません。でも、葉と花茎は球根を太らせるのに必要なので、自然に枯れるまでは切り取ってはいけません。花が全て終わった頃、液体肥料を薄めて1週間~10日おきに2~3回与えると、球根の太りが格段に良くなります。6月頃には葉が黄色く枯れてくるので、球根を掘りあげます。
ウメ、ムクゲ、バラ、サルスベリ、フジ、レンギョウなどの落陽花木類を今の時期にせん定する方もいらっしゃることでしょう。また、切った枝を手にとって「この枝でさし木ができないだろうか」と思われる方も少なくないでしょう。落葉樹は、春から秋にかけて葉でつくった栄養分をたっぷり体内に蓄え、冬の休眠期を迎えます。せん定して切り取った枝はさし木の穂木として申し分ないので、充分活用してみましょう。
穂木は、前年の春から夏にかけて伸びた充実した若い枝で、原則的に花芽のついていない徒長枝を採取します。採取した穂木は長さ15cmくらいに切りそろえ、基部(土にさす側)をナイフでくさび形に削っておき、適当な本数をひもなどで束ねます。このとき必ず、樹種名と採取年月日を記したラベルを入れておきましょう。調整できた穂木は、ジッパー付きのビニール袋などに入れ(しっかり空気を抜いておくこと)、冷蔵庫(5度が理想)で貯蔵します。貯蔵した穂木は、芽の動き出す直前(3月中旬)に取り出してさし木をしましょう。
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2023/03/02(木) 六番川体育館行事予定(3月・4月) | |
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